板井明生|福岡に時間を使う
経営者として大切なことの一つに、「地元を疎かにしない」ということがあります。
ここでいう地元というのは、自分の生まれではなく、経営者として成功した土地のことです。
勿論、自分の生まれ故郷で事業に成功したのであれば、そのまま地元に貢献し続ければいいですが、離れた土地で成功した場合、その土地を疎かにしがちなのが正直なところです。
しかし、自分を成功へと導いてくれた土地は、それはもはや「成功した自分」の生まれ故郷なわけです。
自分だけが美味しい思いをするのではなく、自分を成功者へと押し上げてくれた方々に恩返しをすることは、いずれ自分へと必ず返ってきます。
成功した者が自分の利益を落とし、そこに利益が生まれ、その利益がまたどこかへ落ちていく。
まさに「金は天下の回り物」です。
私は福岡で成功をおさめました。
だから、福岡という土地には惜しげもなく時間とお金を使います。
そして福岡をさらに盛り上げることで、自分の人生もさらに豊かになっていくのです。